足立学園「1戦1成長」乱打戦制す/東東京

足立学園対淑徳 6回表足立学園1死二、三塁、右前に適時打を放つ下平涼(撮影・加藤理沙)

<高校野球東東京大会大会:足立学園9-5淑徳>◇7日◇2回戦◇神宮

足立学園が乱打戦を制した。

3点リードの4回に内野のミスが続き逆転を許したが、打者一巡の猛攻で6回に再逆転し5点を奪った。

6回に右前適時打を放ったエースで4番の下平翔投手(3年)は「練習試合でも再逆転する展開は多かった。最後まで諦めずに戦えてよかった」とほっとした。

試合前から降る雨がやまなかった。主将の成瀬孝介外野手(3年)は、下平とは中学からの仲。マウンド上は最悪のコンディションだったが「天気が悪いことも考えて、ぬれた土での練習も行ったので想定内。天気は変えられないけど気持ちは変えられるぞ」と鼓舞した。

足立学園は14日の3回戦で北豊島工-深川の勝者と戦う。チームの目標は「1戦1成長」だ。