初の女性監督、洛南・山村監督が公式戦初勝利/京都

京都大会2回戦・園部対洛南 3回裏洛南1死二塁、洛南の山村真那監督(左)は大野陽の左適時二塁打で先制の生還をした藤原雅也(手前)を笑顔で迎える(撮影・上山淳一)

<高校野球京都大会:洛南11-4園部>◇11日◇2回戦◇太陽が丘

京都初の女性監督、洛南の山村真那監督(29)が就任5年目で公式戦初勝利を8回コールドで飾った。

3回裏1死三塁から大野陽捕手(3年)が右前適時二塁打で先制すると、勢いに乗り、4回に一気に5点を追加した。7回に守備のミスなどで4点を返されるも、その裏に1点、8回に4点を挙げ勝負を決めた。

山村監督は小学6年から神戸親和女子大卒業までソフトボールをした経験をきっかけに、体育の非常勤講師で赴任した山城(京都)で同高監督に誘われコーチに。体育科教諭として洛南に採用されると、ここでもコーチになり、前監督の退任により、15年4月に同高の公式野球部監督に就任した。