明法・宮崎が丸参考新フォームで4安打/西東京

四商対明法 6回裏明法無死一塁、右中間に適時二塁打を放つ宮崎(撮影・飯岡大暉)

<高校野球西東京大会:明法9-6四商>◇11日◇1回戦◇ダイワハウススタジアム八王子

明法が先発野手全員安打で初戦を突破した。4番の宮崎莉大(りお)捕手(3年)は全打席出塁の活躍で、勝利に貢献した。

第1打席は左前打で出塁すると、第2打席の1死三塁の好機では左前適時打を放った。第3打席では左中間二塁打、第4打席では右中間適時二塁打を放ち、第5打席は四球で全5打席出塁した。

フォーム変更が生きた。レギュラーに定着した秋、春では結果が出ずに悩んだ。巨人の丸を参考に、バットを下げるフォームに変えると、タメができることでタイミングが合うようになった。

夏の大会で初めてグラウンドに立ち「雰囲気が違った。応援も迫力があった」とベンチ外のメンバーや、応援に来てくれたサッカー部員に感謝した。明日12日、拝島との2回戦に向け「投手は疲れるだろうが、メンタル面から支えたい。明日も活躍できるようにがんばる」と意気込んだ。