修徳・村田「緊張なかった」劇的逆転二塁打/東東京

錦城学園対修徳 7回裏修徳2死満塁、逆転となる右中間3点二塁打を放つ修徳・村田(撮影・伊作将希)

<高校野球東東京大会:修徳6-5錦城学園>◇19日◇4回戦◇神宮球場

修徳が劇的な逆転で5回戦進出を決めた。

6回まで相手の先発・山田宗樹投手(3年)の前にわずか1安打に抑えられていた。

7回攻撃前、ベンチが叫んだ。「よっしゃきたー!」。その声に続くように、先頭から左前打、中前打が出た。その後、押し出しで3-4と1点差に迫ると、2死満塁で村田修平内野手(3年)が打席に入った。荒井高志監督(34)から「やってきたことを信じたら大丈夫」という伝言を受けていた。走者一掃の逆転二塁打。村田は「緊張はなかった。うれしかった」と笑顔で振り返った。

修徳は20日の5回戦、大森学園と対戦する。昨夏優勝の二松学舎大付を倒し、この日も逆転勝利。修徳の勢いが止まらない。