＜高校野球沖縄大会：興南4－2美里工＞◇20日◇準決勝◇沖縄セルラースタジアム那覇

3年連続夏の甲子園を目指す興南が美里工を4－2で3連覇へ王手をかけた。

1回に1点を先制されたが3回に逆転。6回にも2点を奪い突き放した。守ってはプロ注目の左腕、宮城大弥（ひろや）投手（3年）が快投。2回以降は無失点に抑え14三振を奪い完投した。

【試合経過】

1回表、興南は1死一、二塁も4番宮城は遊直併殺で無得点

1回裏、美里工は2死一、二塁から5番島袋の右前適時打で1点先制

2回表、興南は1死から連打。しかし8番新垣は二ゴロ併殺打で無得点

2回裏、美里工は3者凡退。興南・宮城はここまで5K

3回表、興南は1死二、三塁から3番勝連の犠飛で同点。4番宮城の中越え適時二塁打で2－1と逆転

3回裏、美里工は3者凡退

4回表、興南は3者凡退

4回裏、美里工は2死から四球の走者を出すも無得点。興南・宮城はここまで9K

5回表、興南は2死から2番西里が四球も二盗失敗

5回裏、美里工は3者凡退

6回表、興南は2死一、三塁から7番遠矢の中越え適時二塁打で2者生還し4－1

6回裏、美里工は1死一、三塁から内野ゴロの間に1点返す

7回表、興南は3者凡退

7回裏、美里工は1死から安打が出たが併殺で無得点

8回表、興南は3者凡退

8回裏、美里工は3者凡退、2三振

9回表、興南は1死三塁も無得点

9回裏、美里工は1死から死球の走者を出したが後続が連続三振に倒れ試合終了。興南・宮城は14三振を奪い完投した