中越V2逃す 注目菅井好救援も序盤失点重く/新潟

試合後、うなだれながら東京学館新潟の校歌を聞く中越ナイン(撮影・斎藤慎一郎)

<高校野球新潟大会:東京学館新潟5-2中越>◇21日◇準々決勝◇ハードオフ・エコスタジアム新潟

中越の連覇はならなかった。注目の左腕・エース菅井道投手(3年)は6回途中から2番手で登板し、3回2/3を2安打無失点の5奪三振。粘りの投球でチームの反撃を待ったが、実らなかった。

年末に左ひじの手術をし、今春の県大会は登板なし。満を持して臨んだ夏のマウンドだった。「中越の背番号1はエコスタ(ハードオフ新潟)で勝つのが使命。結果を残せず悔しい」と厳しい表情。それでも本田仁哉監督(42)は「ケガを克服し、エコスタのマウントで投げる姿はたくましかった」とエースをたたえた。