佐々木朗希160キロに捕手興奮「威圧感違う」岩手

大船渡対盛岡四 8回裏、160キロを計測した大船渡佐々木(撮影・たえ見朱実)

<高校野球岩手大会:大船渡4-2盛岡四>◇21日◇4回戦◇岩手県営野球場

大船渡・佐々木朗希投手(3年)の好投を支えた大船渡・及川恵介捕手(3年)も興奮気味だった。160キロの初体感に「150後半との差は感じなかったけれど、ギアが入った瞬間かなと思う。雰囲気、威圧感は違った」。

高校入学直後は捕球ミスも多く、投球マシンを近くに置いて、全身にあざができるほど繰り返してきた。9回2死満塁の危機でも「正直、スライダーやフォークのサインを出したくなかったけれど、止めるのが役目なので、しっかり出せた」と強気なリードでサヨナラを防いだ。