大船渡監督「故障防ぐため」佐々木登板させず/岩手

花巻東対大船渡 ベンチから声援を送る大船渡・佐々木(左)(撮影・横山健太)

<高校野球岩手大会:花巻東12-2大船渡>◇25日◇決勝◇岩手県営野球場

最速163キロ右腕、佐々木朗希投手(3年)の夏が終わった。甲子園まであと1勝に迫った決勝戦は先発メンバーから外れベンチスタート。登板せずに終わった。

大船渡・国保陽平監督(32)は佐々木を登板させなかったことについて「投げられる状態ではあったかもしれませんが、私が判断しました。理由としては故障を防ぐため。(佐々木の状態は)筋肉の張りとかそういう程度です。特に痛いとかはなかった。(登板回避は)朝の練習で伝えました。笑顔で『分かりました』と言いました。(再び登板回避の理由について)球数、登板間隔、気温です。今日は暑いですし。特に悩みはなかったです」と話した。