第101回全国高校野球選手権大会の開会式(8月6日、甲子園)で先導役を務める北海の辻本倫太郎主将(3年)が25日、札幌市内の同校で会見を行い抱負を語った。道内の高校が先導役を務めるのは01年の岩見沢農・金野光昭主将(当時3年)以来。地区大会を勝ち抜いた49代表、882人の先頭を切って入場する辻本は「選手として行くことはかなわなかったが、大役を全うしたい」と意欲をみせた。
甲子園球場が完成した1924年(大13)の第10回大会開幕試合で、北海(当時北海中)は静岡(当時静岡中)に5-4で競り勝った。甲子園95周年の今年、甲子園初勝利校として抜てきされた。「北海の伝統と歴史を感じます。先輩たちに感謝しかない」と辻本。北海OBで侍ジャパン社会人代表候補の兄勇樹(23=NTT西日本)が関西在住で、「当日は見に来てくれると思う」と心強い存在になるという。
辻本は2年ぶりの甲子園を目指した南北海道大会準々決勝で、札幌国際情報に9-10で敗れた。2年連続で出場する旭川大高と北照には「道内の多くの球児の思いを背負って頑張って欲しい」とエールを送った。【西塚祐司】