高知スーパー1年森木はベンチスタート/高知

明徳義塾対高知 1回表、ベンチスタートとなった高知・森木(左から3人目)はベンチからナインに声をかける(撮影・前田充)

<高校野球高知大会:明徳義塾4-1高知>◇28日◇決勝◇県立春野野球場

先発メンバーが発表され、高知のスーパー1年生、森木大智投手はベンチスタートとなった。

先発は27日準決勝に続いて2年生右腕の安岡拳児。一方、明徳義塾は28日準決勝で2安打を放った奥野翔琉外野手(2年)を6番から5番に。代打で安打を放った小泉航大内野手を6番に入れるなどオーダーを組み替えた。試合前に馬淵史郎監督(63)は森木がリリーフに回った場合「先に点を取られ、後から森木をつぎ込まれたら負け。当たっている選手を上位に集めて打順を変えて。それで負けたらしょうがない」と話しており、勝負オーダーで挑む。

また試合前取材では「先発は市川!」と、昨年のエースで現ヤクルトの市川悠太投手(18)の名前を出して報道陣を煙に向く余裕も。名将が森木擁する高知相手に、どのような采配を見せるのかにも注目が集まる。13時試合開始予定。