OBのミニミニ版、神戸国際大付・笠松が1発/兵庫

2年ぶりの兵庫大会決勝進出を決めた神戸国際大付ナイン(撮影・堀まどか)

<高校野球兵庫大会:神戸国際大付7-0育英>◇28日◇準決勝◇ほっともっと神戸

神戸国際大付(兵庫)が育英を7回コールドで下し、2年ぶりに決勝に進んだ。

松浦隆己(りゅうき)主将(3年)が高校通算21号2ランを含む3安打2打点。“秘密兵器”の笠松拓真外野手(2年)も中押し弾で続いた。4回戦・東播工戦に代打で起用され、今夏通算7打数6安打4打点。青木尚龍監督(54)はOBになぞらえ「(ヤクルト)坂口のミニミニ版。ボールとバットさえあればごきげんな選手」と語る。笠松は「3年生と1試合でも長くやりたい。その気持ちが結果につながっています」。新チームの主軸と期待される2年生が、2年ぶりの夏切符を狙う3年生に続く。