智弁学園が優勝 強打12得点3年ぶり夏切符/奈良

高田商対智弁学園 優勝を決め、マウンド付近で喜びを爆発させる智弁学園の選手たち(撮影・林亮佑)

<高校野球奈良大会智弁学園12-5高田商>◇29日◇決勝◇佐藤薬品スタジアム

智弁学園が打力で圧倒し、甲子園への切符を手にした。

まずは初回。塚本大夢内野手(ひろむ=3年)が先頭打者本塁打を放ち、先制。チーム大会通算本塁打記録を更新する11本目で勢いをつけた。2回には無死一塁から坂下翔馬内野手(3年)が個人大会通算新記録となる5号本塁打で突き放した。

終盤にも追加点を奪い、15安打12得点と打の強さを見せつけて、3年ぶりの夏切符を手にした。