西日本短大付は逆転負け 監督「ボクの力不足」福岡

福岡県決勝 筑陽学園対西日本短大付 6回表筑陽学園2死一塁、進藤勇也は左越えに勝ち越しの2点本塁打を放ち二塁を回る、手前は西日本短大付の江崎陸(撮影・今浪浩三)

<高校野球福岡大会:筑陽学園7-4西日本短大付>◇29日◇決勝◇久留米市野球場

西日本短大付(福岡)の西村慎太郎監督(46)は力不足を痛感した。

3回に犠飛で1点を先制。3回には連続のヒットエンドランと敵失などで2点を追加した。“西短”らしい攻撃を見せたが逆転負け。「選手はよくやってくれました。ボクの力不足です」と言葉は重かった。4番・神宮隆太捕手(3年)は「やりきりました」と涙はなく、秋春の九州王者対決を戦い抜いた充実感でいっぱいだった。