智弁和歌山・中谷監督「空気感が違う」夏の甲子園

リハーサル前、握手を交わす米子東の紙本庸由監督(左)と智弁和歌山の中谷仁監督(撮影・上山淳一)

<全国高校野球選手権:開会式リハーサル>◇5日◇甲子園

智弁和歌山の中谷仁監督(40)が監督として初めての夏の甲子園の雰囲気を味わった。スタンドからグラウンドを眺め「まず暑いですよね(笑い)。空気感が違いますね」と、初甲子園だった今春センバツとの違いを語った。

8日の第1試合で米子東(鳥取)と対戦する。監督対談では「進学校でしっかりと研究してくる。チームとして徹底した攻撃をしてくると思う。うちは臨機応変に対応するしかない。ゲームプランを立てるより、守り合いなら守り合い、打ち合いなら打ち合いと、そのゲームに対して反応していけたら」と語った。

中谷監督は97年の第79回大会で智弁和歌山の主将として全国制覇。ドラフト1位で阪神に入団し楽天、巨人でもプレー。昨年8月、母校の監督に就任した。