鶴岡東・山路が初戦へ思い、悔し涙兄の分も活躍誓う

開会式のリハーサルを行った東北勢。左から聖光学院、仙台育英、鶴岡東、秋田中央、花巻東、八戸学院光星の選手たち(撮影・野上伸悟)

<全国高校野球選手権:開会式リハーサル>◇5日◇甲子園

リハーサルを終えた鶴岡東(山形)山路将太郎内野手(2年)が決意を新たにした。2学年上の兄勇志郎さんは、昨年の県決勝でサヨナラ負け。

「残酷だった。あと1歩だったのに」。スタンドで悔し涙を流し雪辱を誓った。「よく頑張ったなと言われました」。山形大会では2年生で唯一スタメンに名を連ねた二塁手は「メンバーに入れなかった3年生のためにも頑張りたい」と活躍を誓った。

▽鶴岡東・佐藤俊監督(48=高松商について)「U-18候補の左腕(香川卓摩=3年)をどう攻略できるかを考えるのが楽しみ」