東海大相模、打力に加え機動力も発揮/第2試合見所

11日の東海大相模対近江 6回裏近江2死一塁、住谷を一ゴロに仕留めて雄たけびを上げる遠藤(撮影・山崎安昭)

<全国高校野球選手権>◇16日◇3回戦4試合

<見どころ>

【第2試合(10:30)東海大相模(神奈川)-中京学院大中京(岐阜)】

初戦で近江の林-有馬バッテリーを崩した東海大相模は4年ぶり夏制覇に向け、さらに歩を進めるか。神奈川大会でチーム打率3割9分9厘、同11本塁打を記録した打線は、初戦で機動力も発揮した。投手も務めるショートの遠藤成(3年)は初戦で8回途中1失点。豊富な投手陣も擁すだけに継投のタイミングもポイントとなりそうだ。中京学院大中京は4番捕手の藤田健斗主将(3年)が攻守の中心。初戦の北照戦では決勝の左前適時打。そのバットだけでなく、捕手として、積極的な走塁を仕掛けてくる東海大相模との攻防にも注目だ。