サヨナラ弾の星稜・福本、奥川から「ありがとう」

智弁和歌山対星稜 14回裏星稜1死一、二塁、左越えにサヨナラ3点本塁打を放ち、ガッツポーズする福本(撮影・前田充)

<全国高校野球選手権:星稜4-1智弁和歌山>◇17日◇3回戦

星稜(石川)が、準優勝した95年以来の8強に進出した。

タイブレークに突入した延長14回1死一、二塁。6番の福本陽生内野手(3年)がサヨナラ3ランを放った。

「前の打席でバント失敗して、県大会でも足を引っ張って、何とか1本打とうと思いました。長打になるかなとは思ったけど、ホームランになるとは」と話した。

ここまで1失点で踏ん張ってきたエース奥川恭伸には「自分が打って『ありがとう』と言われた。奥川(恭伸)が最少失点に抑えてくれたおかげ」と感謝していた。

石川代表は和歌山代表に夏の甲子園7度目の対戦で初勝利。