小樽水産、部員9人+助っ人1人で夏代表北照に挑む

初戦の北照戦に向け意気込む川口主将(前列中央)ら小樽水産の選手たち。後列右端が助っ人の吉岡(撮影・永野高輔)

第72回秋季全道高校野球地区予選の組み合わせ抽選が3日、小樽、函館、空知の3地区で行われた。小樽地区では、部員9人に助っ人1人の小樽水産が、今夏甲子園に出場した北照と対戦する。主将の川口純平投手兼三塁手(2年)は「一番強いところとやれる。人数は少ないが、少しずつ点を取って勝機を広げたい」と意気込んだ。

登録は10人だが、試合に出られるのは実質9人。坂上楽生(らいき)投手(2年)はぜんそくの持病があり、激しい運動ができない。そのため8月下旬からは、中学まで軟式野球の経験がある助っ人の吉岡悠臣(2年)が練習に参加。練習試合では外野手として出場し、連係を高めている。

少ないからこそのメリットも生かす。2年生7人のうち6人が同じ海洋漁業科でクラスが一緒。川口主将は「休み時間でもよく話す仲。そういうチームワークも生かせたら」と話した。

創部60年、夏は14年まで5度の南北海道大会出場経験がある同校も、部員減の波にのまれている。就任8年目の板橋宏季監督(37)は「自分が監督になって部員が9人ぎりぎりになるのは初。絶対的な中学生の野球人口が減っている。ただ、こういう中でも、いる選手が思い切ってやってくれたら」。逆境を乗り越え、春の部員増につなげる。【永野高輔】