機内のU18日本に「サムライ魂に勇気いただいた」

韓国から帰国した大船渡・佐々木(左)らU-18日本代表の選手たち(撮影・たえ見朱実)

U18ワールドカップ(W杯)(韓国・機張)に出場した高校日本代表が10日夜、帰国した。

台風15号の影響で9日、韓国・釜山からの搭乗予定便に乗ることができず、釜山に延泊していた。

成田空港に着陸後、キャビンアテンダントから「航空機の運航はもちろん、電車もバスも止まるほどの大混乱の1日となり、皆様にも大変ご不便をおかけいたしました」とアナウンスがあった後、最後に日本代表へのメッセージが以下の通り、添えられた。

「また、最後となりましたが、本日は韓国・機張で開催された第29回WBSC U18ベースボール・ワールドカップに出場された侍ジャパン、高校日本代表の皆様にご搭乗いただいています。選手の皆様、数々の激戦、お疲れさまでございました。皆様の最後まであきらめないサムライ魂に、私はもちろん、たくさんの方々が元気と勇気をいただきました。皆様の今後ますますのご活躍と、さらなる未来への飛躍を応援させていただきます」。