北海道栄4季ぶり道大会進出 主将伊藤海音が決勝打

北海道大谷室蘭対北海道栄 6回北海道栄無死、4番の伊藤が左前打を放つ(撮影・永野高輔)

<高校野球秋季北海道大会:北海道栄2-1北海道大谷室蘭>◇16日◇室蘭地区Bブロック代表決定戦◇とましんスタジアム

北海道栄が北海道大谷室蘭を7回コールドで下し、18年夏以来4季ぶりの道大会進出を決めた。

同点の5回1死二塁、主将の伊藤海音(しおん)遊撃手(2年)が勝ち越しの左越え適時二塁打を放つと、この回は一挙7点を奪い突き放した。決勝打含む3安打1打点の伊藤は「全道までにレベルを上げて、もっと打てるようにしたい」。名前の「海音」は「広い心で人の話を聞く」という意味があり。「みんなの声を聞き、つながりを大事に戦っていきたい」と話した。