明桜・長尾、7球種駆使し2失点完投も「まだまだ」

大館鳳鳴対明桜 多彩な変化球を交えて7回を完投した明桜・長尾

<高校野球秋季秋田大会:明桜9-2大館鳳鳴>◇17日◇準々決勝◇こまちスタジアム

背番号11の右腕明桜・長尾光(2年)が7球種を操り、2失点完投した。直球も自己最速を2キロ更新する144キロを記録し、打撃でも2回の先制適時打に加え、3回にも左犠飛。

今春の東北大会、今夏の秋田大会決勝でいずれも敗れているだけに「けん制も含めた投球は、まだまだダメ。1年から投げさせてもらっているのでチームを引っ張っていかないといけない。あと1勝ではなく勝ちきりたい」と頂点にこだわる。