出場辞退の早実が非公表言及「配慮や人権など考慮」

早実の練習グラウンド

複数の硬式野球部員による問題行動があったとして、開催中の秋季東京都大会への出場を辞退した早実が19日、ホームページ上に村上公一校長名の文書を新たに掲載した。

改めて謝罪した上で「問題行動」の詳細を伏せていることについては「教育的観点および関係者への配慮、未成年である生徒の人権、プライバシー保護のすべてを考慮した」と説明。報道やネット上の書き込みには、生徒への配慮が欠けた記述、不正確な情報もあるとしながら「再発防止に努めるとともに、今後はさらにきめ細かく、また手厚い生徒指導を心掛けてまいります」とした。