東山3年ぶり近畿大会出場 延長11回の激戦制す

東山対京都外大西 4回からロング救援で好投した東山・梅谷侑生(撮影・柏原誠)

<高校野球秋季京都大会:東山6-3京都外大西>◇5日◇準決勝◇わかさスタジアム京都

東山が3年ぶりの近畿大会出場を決めた。

同点の延長11回に敵失からチャンスを作り、代打山岡唯人(2年)の右前打で1点。さらに田中陸主将(2年)の左越え二塁打で2点加えて決着をつけた。

4回から登板した大型右腕の梅谷侑生投手(2年)が11回まで1失点に抑えたのが大きかった。

北嵯峨、京都成章、福知山成美、龍谷大平安と撃破して勝ち上がってきた。足立景司監督(28)は「今日はバックが二塁の安田中心によくやってくれた。守備の粘り強さがよかった。しんどい試合が何より自信になる。経験値が何より大きい。自分たちで勝つためのベストを求めてやってくれる。自立してきたなと思うし、頼もしいです」と選手たちをほめたたえた。