報徳学園が近畿大会進出 苦戦も下井田サヨナラ犠飛

延長10回サヨナラ勝ちで長田を下し、喜ぶ報徳学園ナイン

<高校野球秋季兵庫大会:報徳学園2-1長田>◇5日◇準決勝◇明石トーカロ

報徳学園が延長10回の接戦の末に長田を下し、来春のセンバツ出場校を決める重要参考資料の秋季近畿大会(19日開幕、佐藤薬品スタジアム)への出場を決めた。

苦戦が続いた。4回に先制を許し、打線は相手先発の軟投派投手に6回まで3安打と打ちあぐねた。

1年生が突破口を開いた。6回、2死から5番下井田悠人(はると)内野手の左越え適時二塁打で同点に追いつくと、延長10回1死一、三塁から再び下井田が「最後は自分で決めようと思った」と中堅へ犠飛を決め、サヨナラ勝ちを呼び込んだ。

ミスを挽回する活躍だった。「自分のミスで点につながっていたので取り返したかった」。先制された4回表は「捕れたのにそらしてしまった」。自身が守備に就いていた三塁線を抜く当たりを捕球できず、左翼線への二塁打となり、これが先制点につながっていた。この試合は同点、サヨナラ打の2本を自分のバットから生み出し、大角健二監督も「どんな場面でも冷静に出来る。おどろきはないです」と信頼を口にした。

6日の決勝では、近畿1位の座をかけ明石商と対戦する。下井田は「相手は強い。接戦になる。兵庫を1位で勝ち切りたい」と夏の甲子園4強の難敵に挑む。