履正社11安打11点、7戦連続コールドで近畿大会

金光大阪対履正社 3回裏履正社2死一、二塁、勝ち越しの左越え3点本塁打を放つ弓埜(撮影・前田充)

<高校野球秋季大阪大会:履正社11-1金光大阪>◇6日◇準決勝◇大阪シティ信用金庫スタジアム

今夏の大阪大会決勝と同一カードとなった対戦は、履正社に再び軍配が上がった。これにより、来春のセンバツ出場校を決める参考資料となる秋季近畿大会(19日開幕・佐藤薬品スタジアム)への出場を決めた。

3回に失策絡みで1点を先制されたが、打順が一回りしたその裏から集中打が続いた。まずは2死一、二塁で5番大西蓮外野手(2年)の適時打で同点。なおも一、二塁から6番弓埜祥太郎内野手(2年)の左越え3ランで勝ち越した。4回には代わった相手投手から池田凜内野手(2年)が右越え2ラン、大西は左中間へ2ランと1イニング2本の2ランなどで7得点。終わってみれば4イニングの攻撃で11安打11得点と、新チームの打線も高い対応力を引き継いでいることを証明した。これで7試合連続のコールド勝ちとなった。

今夏の甲子園出場をかけた大阪大会でも履正社は7-2で金光大阪を破り、初の春夏連続出場を決め、夏の甲子園初優勝まで駆け抜けた。

12日に予定される決勝で大阪桐蔭と対戦する。