近江12失点 プロ注目土田適時打コールド負け阻止

奈良大付対近江 5回裏近江無死一、二塁、左越えへ適時二塁打を放つ近江・土田龍空(撮影・上田博志)

<高校野球秋季近畿大会:奈良大付12-7近江>◇21日◇1回戦◇佐藤薬品スタジアム

近江は3投手で12失点して終盤の追い上げも及ばなかった。

最大9点差がつくも、5回に来秋のドラフト候補の土田龍空(りゅうく)内野手(2年)の適時二塁打などで2点を返し、じわじわ巻き返してコールド負けは阻止。

ただ、チームは15安打で7得点とつながりが悪く、5打数3安打1打点の土田も「点が入った後の打撃が出来ない」と全体の課題を口にした。