仙台育英・吉野4安打 練習自粛前ラスト実戦で結果

紅白戦で三塁打を放つ仙台育英・吉野

センバツに出場する仙台育英(宮城)が1日、多賀城市内の同校グラウンドで紅白戦を行った。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2日から4日までの練習自粛が決定。自粛前最後の実戦で吉野蓮外野手(1年)が1番右翼でスタメン出場し、4安打を広角に打ち分ける好アピールを見せた。

吉野は初回に中前打を放ったのを皮切りに、6回は左前打と打者一巡後に右三塁打。最終打席は左二塁打で締めた。5打数4安打の固め打ちで、死球を含めて5度出塁。センバツのメンバー選考を兼ねた計34試合の紅白戦では主に1番や3番で起用され、通算打率は4割を超えた。好調を維持したまま大会に臨む。

中学時代に所属した宮城北部シニアは、日本リトルシニア全国選抜大会(26日開幕、大阪シティ信用金庫スタジアムなど)に2年ぶりの出場を決めている。前回出場時は吉野がエースとして最高成績のベスト16に導いた。大会後に甲子園で観戦し、1球ごとに歓声が湧いたことを鮮明に覚えている。「もし試合があったら北部の選手たちも(試合を)見に来てくれると思うので、戦っている姿を見せたい」と意気込んだ。好きな言葉は「栄光に近道なし」。東北勢初の日本一へ、吉野の巧打が育英打線を引っ張る。【相沢孔志】