無観客を前提に開催準備を進める方針から一夜明け、磐城・木村保監督(49)が同校で会見に応じた。「こういう社会情勢なので複雑な思いがあるが、開催されることになれば、子どもたちが聖地・甲子園でコバルトブルーのユニホームを着て、どんな形であろうとも躍動する姿を見せなければいけないと、あらためて思いました」と熱い思いを口にした。
前日に続き入試のため在校生は校内への立ち入りが禁止。全ての部活動が自粛中で、選手は自宅などで自主練習を行っている。全体練習再開のめどは立っていないが、「普段から自立を重んじているので、こういう時に役に立つと思う」と不安を見せなかった。
15日までの対外試合自粛も通達され、初戦直前まで地元で調整するつもりだ。「ぶっつけ本番になるだろうし、子どもたちもその覚悟だと思う。開催してもらうことが子どもたちにとって一番」。全体練習を行える学校もある中、「不平等かどうかは全く関係ない。子どもたちが、甲子園という舞台に立てることが最大の願い。立つことが可能になったら、やってくれると信じています」と厚い信頼を示した。【野上伸悟】