<加藤学園センバツへ 至誠(15)>
内田歩希外野手(1年)は、勝負強さに自信を持っている。「シニア時代からチャンスに強くて、当時の監督からも勝負強いと言われていました」。だが、昨秋の公式戦。チャンスの場面に代打で登場も凡退。出番は、1試合のみに終わった。
東海大会後の練習試合でも結果を残せなかったことから、今冬はひたすらバットを振った。練習後、寮で1日100回を目安にした素振りを、ほぼ毎日欠かさずに行った。米山学監督(41)からは、踏み込んだ際に右足が突っ張る癖を指摘され、修正。現在では「紅白戦で1試合に1安打はできるようになってきた」と手応えをつかんでいる。
愛知木曽川リトルシニア時代の中3冬には、東海選抜チーム入りして台湾遠征に参加。海外チームとの対戦を経験した。加藤学園へは、当時の指導者と米山監督の縁から進学。しかし、ポジションをつかめていない現状に「高校野球は、そんなに甘くないと感じました」と、気を引き締めている。
愛知県一宮市にいる家族とは、毎日連絡を取り合っているという。「親からは『センバツ出場が決まったけど、謙虚にやりなさい』と言われました。恩返しのためにも、甲子園でプレーする姿を見せたいです」と力を込めた。【河合萌彦】
◆内田歩希(うちだ・あゆき)2003年(平15)4月4日、愛知県一宮市生まれ。愛知一宮ボーイズで野球を始め、愛知木曽川リトルシニアでは、3年冬に東海地区選抜メンバーに選ばれ、台湾に遠征。右投げ左打ち。167センチ、59キロ。血液型A。家族は両親と兄、弟。車好きで、乗ってみたい車はフェラーリ。