江川卓氏、45年前の甲子園の土は「今でも宝物」

第55回全国高校野球選手権2回戦、延長12回に作新学院・江川卓(後方)は銚子商・長谷川に押し出し四球を与えサヨナラ負け(1973年8月16日撮影)

全国の高校3年生球児へ、聖地甲子園からプレゼントが贈られる。阪神と阪神甲子園球場が8日、日本高野連に加盟する野球部の3年生全部員に「甲子園の土」キーホルダーを贈ることを発表した。

今年はセンバツに続き、夏の甲子園も中止に。阪神はチーム内で何かできないか、と検討を続けていた。

矢野燿大監督(51)や選手らが直接グラウンドでキーホルダー内の土を集め、約5万人とみられる対象者に送付される。

▽作新学院(栃木)OBの江川卓氏(65=全国の3年生部員全員に「何か記念品を」と訴えていた)「久しぶりに心温まる話題で、何より、よかったと思います。春も夏も大会がなくなったことは残念至極ではありますが、この阪神球団と甲子園球場からの『最高の贈り物』は、3年生にとって後々まで『第102回大会』を目指して一生懸命やって来た『証拠』として、思い出に残るに違いありません。わたしも45年ほど前持ち帰った『甲子園の土』が、今でも宝物です。土を見るたびに『厳しい練習を乗り越えてよかった』と思えるのです」