宮古が一番乗りで白星 岩手で独自大会スタート

山田対宮古 先発し4回1安打無失点で好投した宮古・阿部(撮影・佐藤究) 

<高校野球岩手大会:宮古13-0山田>◇1日◇沿岸北地区代表決定戦◇宮古運動公園野球場

第102回全国高校野球選手権大会中止にともなう各県独自の代替大会が1日、岩手県から本格開幕。宮古が5回コールドで山田に快勝した。この夏一番乗りで白星を挙げ、11日からの県大会出場を決めた。

宮古は2回に7点を先取。4回にも6点を加えた。投げては背番号1のエース右腕・阿部結翔(ゆいと、3年)が4回1安打無失点と好投した。「初戦で緊張しました。体がいつもより動かなかったけど、変化球でストライクを取ることができた。県大会までにもっと投球の精度を上げていきます」と意気込んだ。

チームは3年生の14人全員が背番号1から14までに登録され、この日のスタメンはすべて3年生だった。