<高校野球南北海道大会:苫小牧南7-1白老東・富川・苫小牧西>◇18日◇室蘭地区1回戦◇とましんスタジアム
苫小牧南は、白老東・富川・苫小牧西を7-1で下し、初戦を突破した。1-1の7回1死三塁。4番山岸寛史一塁手(3年)が右中間を破り、一気に三塁を蹴ってヘッドスライディングで生還した。勝ち越しの2点ランニング本塁打。大事な場面での公式戦1号に「真ん中高めの変化球。初球から狙うのがモットー。前の打席も変化球から入って来ていたので思い切って振り抜けた」と喜んだ。
母恭子さん(45)の弟は、元横浜(現DeNA)外野手の加藤謙如氏(43)。苫小牧豊川小までは水泳に夢中だったが、叔父がプロ野球選手だったことを知り、苫小牧明倫中進学と同時に野球に転向した。キャリアは短いが中学時代に叔父の指導を受け、めきめき力をつけた。高校に入ると持ち前のリストの強さと柔軟性を生かし、新チーム発足時から4番。昨秋は初戦で伊達緑丘に敗れたが、最後の夏、主砲として初の白星を呼び込んだ。
大会前には叔父から「頑張れよ」と激励されており「まずは1勝とランニング本塁打の報告をしたい」。24日の2回戦では、加藤氏の長男で山岸のいとこにあたる、加藤聖也(3年)が4番を務める苫小牧工と対戦する。
▽白老東・富川・苫小牧西・横山勇覇主将(白老東3年)(チーム最多の3安打)「昨秋は5回コールド負けだったので9回までできたのは良かったが、勝ちたかった」
▽7回1死から決勝点につながる右中間三塁打を放った苫小牧南の3番佐野壮一朗二塁手(3年)(3安打3打点に)「初めての3番で結果を出せてうれしい。高校最後の大会。勝ち上がって、もっと活躍したい」