紅葉川、タイブレークで5点奪って初戦突破/東東京

紅葉川対成立学園 10回表タイブレーク紅葉川1死二塁、菅原の右中間への適時三塁打で生還し、石上ちひろ記録員(右)から手荒い祝福を受ける友清(左)(撮影・横山健太)

<高校野球東東京大会:紅葉川5-3成立学園>◇19日◇1回戦◇神宮球場

東京大会で初の延長タイブレークが東東京1回戦で実施され、紅葉川が夏の甲子園出場経験のある成立学園を振り切った。

0-0で迎えた延長10回、無死一、二塁からスタート。送って1死二、三塁とし、8回に代打で空振り三振に倒れた友清健太一塁手(2年)が、左翼の頭上を越える二塁打。主将の菅原治生捕手(3年)も右中間突破の三塁打を放つなど、速攻で一挙5得点を挙げた。

その裏の相手の無死一、二塁を3点に抑えたエースの石田北飛(ほくと)投手(3年)の踏ん張りで勝利を収めた。3者凡退は8回だけだったが、高橋勇士監督(39)は「うちはどんなことが起こっても想定内、という意識付けをしています」。カットボールを有効に使い、9回の守備では小飛球に対し、95年の巨人桑田を思わせるダイビングキャッチ。優雅な校名とは裏腹に、気迫のプレーを見せた。