高田・佐藤124球の力投「最後の最後で…」/岩手

高田対一関学院 13回を1人で力投した高田先発・佐藤(撮影・山田愛斗)

<高校野球岩手大会:一関学院4-3高田>◇23日◇準決勝◇岩手県営野球場

高田は延長13回タイブレークで一関学院に敗れた。

高田は公立勢で唯一4強入りし、88年以来、32年ぶりの決勝を目指したが快進撃は止まった。背番号1の佐藤真尋投手(3年)は13回を124球4失点(自責2)の力投。「自分たちの野球はできたが、最後の最後で打たれるのは力不足」と敗戦の責任を背負った。それでも、この日は140キロだった最速を142キロに更新するなど実力は示した。卒業後は大学に進学し、野球を続ける予定だ。