富士北稜・古西兄弟、敗戦に「本当に悔しい」/山梨

試合後の取材に応じた富士北稜の古西祐羽(右)と古西祥羽(左)(撮影・三須佳夏)

<高校野球山梨大会:甲府城西8-2富士北稜>◇24日◇2回戦◇山日YBS球場

富士北稜は終盤に突き放され、2時間40分ゲームに敗れた。

兄弟でメンバー入りを果たし、完投した兄の古西祐羽投手(3年)は「結果を出すことができなくて本当に悔しいです」と涙を流した。

弟の古西祥羽内野手(2年)は「僕が兄を支えたい」と何度も声をかけて励ました。小学生から一緒に野球をやってきた。「とにかく楽しんでやろう」と前日から話していた。兄の思いを受け継ぎ、今を超えるチームを作ることを決意した。