元阪神野田氏の長男泰司朗が安打と得点の活躍/兵庫

神港橘対甲南 3回裏甲南1死一、三塁、三塁走者野田泰司朗は2番松井一樹のスクイズで本塁生還する(撮影・中野椋)

<高校野球兵庫大会:神港橘5-2甲南>◇7日◇5回戦◇ほっともっと神戸

元阪神、オリックスで活躍した野田浩司氏(52)の長男、泰司朗(たいしろう)内野手(2年)が、敗戦を糧にレベルアップを誓った。

甲南の3回に左前安打で出塁すると、スクイズで同点のホームを踏んだ。それでも、7回の2死三塁で三振に倒れ「3年生に恩返しがしたかったけど…」と反省。試合前日には浩司氏から「緊張すると思うけど堂々と」とアドバイス受けていた。「来年は先輩たちを超えられるように、新チームを引っ張っていきたい」と力強く語った。