習志野・角田「つないで足を使う」次戦へ意欲/千葉

船橋対習志野 12対2、6回コールドで快勝し、地区トーナメント決勝進出を決め、試合後、笑顔を見せる習志野の主将、角田(撮影・保坂淑子)

<高校野球千葉大会:習志野12-2船橋>◇8日◇4回戦◇船橋市民球場

習志野が船橋に6回コールドで快勝。地区トーナメント決勝進出を決めた。

4-2で迎えた6回裏、5四死球に4長短打を絡め、一挙8点を挙げ試合を決めた。

主将の角田勇斗内野手(3年)は「船橋は進学校で頭がいい野球をしてくる。試合前に小林監督に受け身になるな、と言われた」。どんな相手でも、何があるかわからない。点差が離れても、低い打球を積極的に狙い、足も絡めた。1戦必勝で次へつなげた。

小林徹監督(58)は今大会について「3年生を中心に起用しているが、準備の仕方、プレーに取り組む姿勢、立ち居振る舞いなど。下級生にどう見せられるか。それが3年生の役割だ、と話して試合に臨んでいる」と目標設定を示した。角田は「つないで足を使った習志野の野球を見せたい」と次戦へ意欲を示した。