明徳義塾・米崎が適時打 父は近鉄と阪神でプレー

鳥取城北対明徳義塾 8回裏明徳義塾2死二塁、米崎は中前適時打を放つ(撮影・上山淳一)

<甲子園高校野球交流試合:明徳義塾6-5鳥取城北>◇10日◇甲子園

元近鉄、阪神内野手の米崎薫臣氏(52)を父に持つ明徳義塾(高知)の薫暉(くんが)内野手(2年)が、8回に1点差に迫る適時打を放った。

2死二塁で高めの直球を捉え、中前打。「打った瞬間、落ちたと思いうれしかった」と喜んだ。5月に左手首を骨折し、まだ万全ではない。だが2週間前から打撃の調子を上げ、今夏初めてスタメン起用された。「2回も甲子園に出て、うらやましい。頑張りや」という父の言葉も力に、発奮した。