三浦学苑力尽き号泣も秋へ“いい6点差”/神奈川

東海大相模対三浦学苑 2回裏三浦学苑2死、先制本塁打を放った上村は生還し、仲間の祝福を受ける

<高校野球神奈川大会:東海大相模7-1三浦学苑>◇22日◇準決勝◇横浜スタジアム

日大藤沢、横浜と強豪校を相次いで撃破した三浦学苑だったが、東海大相模に1-7で敗れた。

2回に上村海斗内野手(2年)の先制本塁打が飛びだすなど好スタートを切ったが、先発の長谷川翔投手(3年)、5回からマウンドに上がった2番手の上村も相次いで東海大相模打線につかまった。今大会でラッキーボーイ的存在だった上村は「先輩たちにいい思いをさせてあげたかったのに、悔しいです。相模打線は打ち損じてくれなかった」と試合後、号泣した。

樫平剛監督(36)は「相模に勝って優勝する気持ちで来た。相模は1球にかける執念がすごい。その差が出た。秋に向けて“いい6点差”だったと思う」と、悔しさを秋の新チームにつなげることの大事さを話した。