<高校野球秋季福島大会:白河12-2石川>◇27日◇県南支部敗者復活1回戦◇白河グリーンスタジアムほか
県南支部の敗者復活戦では、白河が6回コールドの12-2で石川を下し、同2回戦に進んだ。
今夏は4回戦で優勝した聖光学院と激突し、5回表までリードしながら3-7と逆転負け。今支部予選も夏準優勝の光南と初戦でぶつかり1-2で敗れ、同復活戦に回った。惜敗を糧に、敗者復活トーナメント3連勝での県大会出場を狙う。部員10人の須賀川桐陽は9人の清陵情報・長沼に6-5で逆転勝ちした。
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もう善戦止まりでは終われない。白河が最後まで攻撃の手を緩めず、圧勝で再スタートを切った。1年生の矢吹寿裕投手が初回に先制を許すも、慌てなかった。6回6安打2失点で粘ると打線も援護。最後は6回裏1死一、二塁、佐藤俊哉外野手(2年)が左二塁打を放ち勝負を決めた。
聖光学院戦では2回表に先制もすぐに追いつかれた。5回に勝ち越しも、その裏に深谷真太郎(2年)が代打の星匠外野手(3年)に、フルカウントからの直球を逆転本塁打された。「3年生のおかげで聖光と戦わせてもらい、自信にもなったけど、それ以上に課題に気付くことができた。真っすぐのコントロールと球種の少なさを痛感した」と、新チームから新球習得に取り組む。赤城敦也主将(2年)は「聖光の打線は本当に『線』だった」。5回の適時三塁打も「長打を狙わず、次につなぐ気持ちで打ったのが良かった」と振り返った。絶対王者の底力を肌で感じたことはかけがえのない経験だった。
県南地区では学法石川の50回に次ぐ、秋は40回の県大会出場を誇る文武両道の名門。昨年まで郡山を率い今大会から指揮をとる佐藤康弘監督(54)は「戦えない戦力じゃない。自分たちの実力が分かっていないから使い切れず、勝手に崩れてしまう。どういうチームになりたいのか分かっていない」と改革に乗り出す。前日26日の練習では全員で意見を出し合った。「勝利への執念がまだまだ足りないと確認できた」と赤城主将。県大会まであと2勝。負けられない戦いを制してみせる。【野上伸悟】