第73回秋季全道高校野球の十勝、名寄地区予選の組み合わせが2日、決まった。
十勝地区では、昨秋全道王者の白樺学園が14日の初戦で帯広工と対戦する。8月に甲子園交流試合に出場し、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、本州から戻ってから野球部員は学校方針で2週間、経過観察のため登校自粛。部活も休止となり、この日、宍倉隆太新主将(2年)を中心に、連覇へ向けスタートした。
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白樺学園がようやく新チームの一歩を踏み出した。久しぶりの全体練習は約3時間、守備、走塁練習を中心に実施。14日の初戦まで時間は限られており宍倉主将は「まずは守備と走塁。それにバントなど、基本的なことををしっかりやれるように」と前を向いた。
夏季北北海道大会初戦でクラークに敗戦後、8月9日に札幌日大と1、2年生主体で練習試合を行った。その際、前チームで唯一レギュラーだった宍倉が「主将をやらせてください」と戸出直樹監督(44)に志願。甲子園交流試合後の自粛期間も、メールなどで連絡を取り合う中で、チームメートの賛同を得て、正式に就任が決まった。戸出監督は「負けん気が強くて、いつも笑顔の業天(汰成)前主将とは違うタイプ。ガンガン言ってくれたら」と新たなスタイルを歓迎した。
秋は昨年まで15年連続全道大会進出中。宍倉は「16年連続地区突破と全道2連覇がかかっている。1戦1戦集中して、伝統をつなげていけるように」と気を引き締めた。甲子園では3打数無安打と、個人的にも、やり残したことがある。「全道優勝して、悔しさを晴らしにいきたい」。聖地で雪辱を果たすための戦いが、始まる。【永野高輔】