日本文理コールド勝ち 初出場の1年竹野が先制打

2回裏無死二塁、先制適時打を放つ日本文理・竹野

<高校野球秋季新潟大会:日本文理9-1新潟南>◇8日◇2回戦◇新発田市五十公野公園野球場

日本文理は、新潟南に9-1で7回コールド勝ち。公式戦初出場の竹野聖智(1年)が2回に先制中前適時打を放ち、この回5点を奪う猛攻の口火を切った。

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初出場の背番号13・竹野が、日本文理の新チーム初得点を初打席でたたき出した。2回裏無死二塁の先制のチャンス。「ワクワクして打席に立った」。緊張より楽しみを感じて振り抜いたバットで中前に運ぶ。この先制打をきっかけにこの回5得点。猛攻の火付け役になった。

鈴木崇監督(40)は「練習試合で積極的に打っていたので使った」。初めてスタメンに名を連ねた大会前最後の練習試合、東京学館新潟戦では二塁打2本の3打数2安打2打点と活躍。この日も好調を持続し監督の期待に応えた。

「意識しているのは単打でつなぐこと」だと言う。普段の自主トレでは中堅から右方向をイメージして素振りをしてきた。吉田中時代は捕手で県大会優勝を経験。日本文理で外野もこなすようになったが、ブルペンに入って投球練習の相手をしてきた。自分が打席に立ったことを想定して受けるうちに、配球を読むくせもついた。

日本文理は昨秋の県大会は初戦で敗れた。鈴木監督は「『昨年の分も』と背負うより、自分たちのやることをやろう」と、ナインが気負わないよう言葉をかけた。その中でデビューした1年生がチームに貢献した。「しっかり調整したい」。竹野はすぐに3回戦の村上桜ケ丘戦に向けて気持ちを切り替えた。【斎藤慎一郎】