札幌平岡が初戦突破、巨漢・斎藤優汰が初登板で好投

札幌真栄対札幌平岡 8回途中から登板し、1回2/3を1安打無失点で締めた札幌平岡の斎藤(撮影・永野高輔)

<高校野球秋季北海道大会:札幌平岡14-7札幌真栄>◇9日◇札幌支部1回戦◇札幌円山

札幌地区は、札幌平岡が札幌真栄を14-7で下し初戦突破した。同地区で登録最重量103キロの巨漢、斎藤優汰三塁手(1年)が、8回途中から投手として公式戦初登板し、1回2/3を1安打無失点。「初の円山。最初は特別な雰囲気を感じたけど、だんだんと慣れることができた」。打っても3点リードの9回無死満塁で左越えに走者一掃の駄目押し適時二塁打を放ち、貢献した。

本来は内野手も、投手2人が故障していたため7月下旬に投手の練習を始めた。変化球は同級生のエース高松晃季から学び、2カ月でカーブ、チェンジアップ、スプリットを習得。最初は腕の力だけで投げてしまい、翌日は肩周りが猛烈な筋肉痛に。下半身の体重移動を生かした投げ方も教わり「不器用ですが、みんなのおかげで投げられるようになった」と感謝した。

中学3年まで99キロがベスト体重も、コロナ禍で練習自粛の期間に増量してしまい、今大会は103キロで登録。「これでは野手としても投手としても動きに切れが出ない」と組み合わせ決定後、初戦の9月9日に照準を定めダイエットし、99キロに絞って快投につなげた。「投手としても野手としてもまだまだ。今日は20~30点」。投手陣を救った急造守護神は、努力を惜しまず、さらなら高みを目指す。【永野高輔】

○5打数で4つの内野安打の札幌平岡・稲童丸司主将(2年) 1番大事な初戦を突破できたのは大きい。(内野安打は)とにかく転がせば何かあると試みたことが、結果的にいい方向にいった。