向上が新グラウンド効果で初戦突破 星槎国際破る

向上対星槎国際湘南 10回に決勝打を放ち二塁に達した向上・小林(撮影・古川真弥)

<高校野球秋季神奈川大会:向上5-4星槎国際湘南>◇12日◇1回戦◇いせはらサンシャイン・スタジアム

神奈川県大会が開幕し、向上が今夏の県独自大会4強の星槎国際湘南に競り勝った。

新グラウンド効果だ。2点リードを2度、追い付かれたが、延長10回2死二塁で小林夏輝投手(2年)が右翼線へ決勝の適時二塁打を放った。同二塁打がチーム15安打目。相手の10安打を上回った。平田隆康監督(46)は「練習の中で実戦を多く積めている。大きいです」とうなずいた。6月に両翼95メートルの新グラウンドが完成した。校内にあるグラウンドはスペースが限られ、フリー打撃は行えない。近隣の球場を借りながら活動してきた。思う存分、打ち込める環境が調ったことが、成果に出た。

小林も「以前はケージでしか打てませんでした。実戦形式の練習が増えて、フリー打撃もできるようになりました」と効果を口にした。投げては、4-4の8回から3イニングを3安打無失点。毎回、走者を背負ったが「周りから声をかけてもらい、支えになりました」とチームワークで踏ん張った。

13日の2回戦は、生田東と対戦する。連戦となるが、場所は向上令和グラウンド。ホームで戦える。小林は「次も絶対に勝って、甲子園に行きたいです」と、全員の思いを語った。