学法石川が逆転8強、雨中断経て1年生が流れ変えた

日大東北対学法石川 4回裏学法石川2死満塁、走者一掃の中越え適時三塁打を放つ倉田(撮影・野上伸悟)

<高校野球福島秋季大会:学法石川8-3日大東北>◇1、2回戦◇ヨーク開成山スタジアムほか

実力校対決は学法石川が8-3で日大東北に逆転勝ちし、準々決勝に進出した。

3-0とリードされた3回終了後に降雨中断。佐々木順一朗監督(60)は「雰囲気が変わって嫌なのは相手。喜ぶのはうちだろう」と選手に言い聞かせた。4回裏、流れを変えたのは1年生だった。1死二塁、8番の黒川凱星内野手(1年)が中越え三塁打で1点を返す。2死満塁では3番倉田春也外野手(1年)が走者一掃の三塁打で逆転。「雨がやみ、初回と思っていった」と倉田は気持ちを切り替えた。佐々木監督は「誰が見ても大きい1打。黒川の1点も相当な勇気を与えてくれた」とルーキーたちの勝負強さをたたえた。

スタメンに1年生5人が並ぶ。黒川は京葉ボーイズ(千葉)の主将として日本一。ジャイアンツカップ4強の八王子リトルシニア(東京)出身の倉田は、チームメートの保科寛大内野手(1年)とともに「聖光学院の連覇を止めてやる」と野望を胸に入学した。

5回から2番手の立石理人投手(2年)が無失点で踏ん張った。佐々木監督は「今は1年生が主だけど、2年生が逆襲してきた」と相乗効果を喜ぶ。倉田は「先輩がカバーしてくれるのでやりやすい。この大会だけでなく、どの試合も甲子園につながっている」とまずはセンバツ出場を目指しまい進する。【野上伸悟】