横浜・金井が人生最短降板「悔しい」大会前に違和感

東海大相模対横浜 1回途中、マウンドを降りる金井(左)は佐竹にボールを渡す。右は延末(撮影・山崎安昭)

<高校野球秋季神奈川大会:東海大相模9-1横浜>◇26日◇準決勝◇サーティーフォー保土ケ谷

横浜の最速147キロ左腕、金井慎之介投手(2年)が人生最短降板に「悔しい」と唇をかんだ。

大会直前に左肘の違和感を覚え、調子が上がらぬまま先発。初回に2四死球で1死も取れないまま降板し、右翼に回った。「力みもあって体が開いてしまった。夏はチームを勝たせる投球をしたい」と前を向いた。村田浩明監督(33)は「将来ある投手。無理はさせられない。間違いなく成長してくれる」と夏に期待した。