花咲徳栄センバツ絶望「課題だらけです」鹿野主将

花咲徳栄対細田学園 県大会準々決勝で敗れ、肩を落とす花咲徳栄ナイン(撮影・湯本勝大)

<高校野球秋季埼玉大会:細田学園3-2花咲徳栄>◇27日◇準々決勝◇県営大宮球場

花咲徳栄が県大会準々決勝で敗れ、2年連続のセンバツ出場が絶望的となった。

打線は4安打と沈黙。9回に1点を返し、なお無死一、二塁としたが、あと1本が出なかった。

チームは細田学園のエースが先発してくると予想。130キロ後半の速球を投げるとの情報から、速い速球を打つ練習をしてきたが、予想が外れた。先発マウンドに登ったのは背番号18の飯吉陽来投手(はるく=2年)だった。9イニングで三振は1つのみ。最速115キロの飯吉に打たされた形となった。関東大会出場を逃し、鹿野亮太主将(2年)は「自分たちの流れに持って行けなかった。課題だらけです」と下を向いた。