前橋商・茂田がリベンジ、因縁の桐生第一に完投勝利

桐生第一対前橋商 9回を完投し、2失点と好投を見せた前橋商・茂田(撮影・小早川宗一郎)

<高校野球秋季群馬大会:前橋商4-2桐生第一>◇3日◇準決勝◇桐生球場

前橋商が、粘り強い野球で夏に敗れた桐生第一にリベンジを果たした。

夏は後手後手に回って敗れた。初回から先制を許すとそのまま1度も追いつくことなく、点差を離され2-6。最終的に群馬王者になる相手に力の差を見せつけられた。

この日は違った。常に先手を取った。2回に相手のミスで早々と先制に成功。追いつかれた直後の4回にも、すぐさま犠飛で突き放した。

先発で9回2失点完投の茂田侑大投手(2年)は「自分は夏にベンチ入りしていた。他の人よりリベンジしたいという気持ちは強かったと思う。勝ててうれしい」と笑顔を見せた。

11年ぶりとなる秋季関東大会の出場が確定した。それでも浮かれず、まずは目の前の試合に集中する。決勝の相手は昨秋、準々決勝で敗れた高崎健康福祉大高崎だ。茂田は「強い相手だとは分かっている。打って守って、立ち向かっていきたい。勝ちにこだわりたい」と意欲を見せた。伝統の公立校が群馬の勢力図を塗り替えにかかる。