北海1年小原、選球眼に磨き「どんな形でも出塁」

練習後、宿舎でオンライン取材に応じる北海・小原(北海高校提供)

9番からチャンスメークする。第93回センバツ高校野球大会(3月19日開幕、甲子園)に出場する北海は13日、予定してた練習試合が悪天候のため中止となり、滋賀県内の室内練習場で約3時間、打撃、投球、筋力トレーニングなどを行った。

本州入り後、9日間が経過。19日の神戸国際大付(兵庫)戦まで1週間を切り、1年生で唯一メンバー入りの小原海月(みつき)二塁手は「土の感覚をつかめてきた。攻守とも、ここからさらに詰めていきたい」と意気込んだ。

本州遠征中の練習試合は6試合中5試合すべて9番打者で先発出場し、4四死球を記録。11日の東洋大姫路戦(兵庫)では5、6回に2打席連続で四球を選び、得点に絡んだ。選球眼に磨きがかかっており「脇役としてどんな形でも出塁するのが役割。安打も打てるように、バットの軌道を一定にしていきたい」と前を向いた。

中学時代は、叔母の指導を受けスノーボードにも夢中になった。雪上で培った下半身を生かした堅守も武器で「体幹が大事なのは野球にも通じる」。北海の伝統でもある好守と粘りの打撃を体現する背番号4が、令和最初のセンバツ1勝を引き寄せる。【永野高輔】

○…午前10時からの開幕試合に向けた“早起き生活”にも慣れてきた。チームは本州遠征出発の5日から、午前6時に朝食を取るスケジュールを組んでいる。主将の宮下朝陽遊撃手(2年)は午後10時過ぎに就寝し、午前5時半に起床し軽い体操をして体を起こす生活を繰り返している。「朝からしっかり動けるようになってきた。初日の第1試合と難しい日程だが、全力で試合に挑めるように仕上げていきたい」と気を引き締めた。