21安打21四死球の乱戦制した明豊「気持ちで」

東播磨対明豊 11回裏明豊無死満塁、鈴木(手前)の暴投で本塁へ頭から飛び込む黒木(撮影・上田博志)

<センバツ高校野球:明豊10-9東播磨>◇22日◇1回戦

明豊が延長11回に及んだ一戦を粘り勝ちした。1点リードの9回に追いつかれ延長戦に突入。11回、無死満塁から相手投手の暴投でサヨナラ勝ち。

両軍合計21安打、21四死球の戦いにケリがついた。この回の先頭で四球を選び、決勝のホームを踏んだ黒木は「甲子園出場を決める前の試合でも、粘り強い戦いをしてきたので、何でもいいから、絶対自分が出ようと思いました。決めるしかないと思って」と振り返った。

2人の主力投手が不調だった。先発の京本は初回に2四球が絡んで3失点するなど3回途中降板。2番手で、巨人太田龍投手(22)を兄に持つ太田虎次朗は、6回に3連続を含む4四球で失点。苦しい展開だったが、それでも白星をつかんだ選手に、川崎絢平監督(39)は「こういう展開も想定していた。勝つという気持ちが上回ったかな」と、誇らしげに語った。【南谷竜則】